なぜプロサッカー選手は入場するときに子供の手を連れて入場するのかをまとめてみました。まず子供を連れて入場することをエスコートキッズといいます。
エスコートキッズとは
サッカーの試合の際、出場選手と共に入場する子供のことをエスコートキッズと呼び、選手と手をつないで入場し、国歌斉唱が終わるまで付き添います。
エスコートキッズは1998年のFIFAワールドカップで初めて導入され、
ワールドカップなどの国際試合では主に小学1年生から6年生が対象ですが、国内での大会では自分の子供をエスコートキッズとして入場する選手もいるみたいです。また2006年FIFAワールドカップドイツ大会では、大会スポンサーのマクドナルドが46カ国から1400人以上のエスコートキッズを募集し、日本からも11人がドイツに派遣されたらしいです。
目的
エスコートキッズの採用された最大の目的は、選手のフェアプレーの宣誓です。サッカーは選手同士の接触がある激しいスポーツです。
時にはファールにつながるような荒々しいプレーになってしまうこともあり、その時にもフェアプレーの精神を忘れないようにという意味が込められています。
一緒に入場した子供たちに見られても恥ずかしくないプレー、子供たちのお手本となるようなプレーを心がけることはサッカーをするうえでとても大切なことです。
そのためエスコートキッズは「フェアプレーキッズ」とも呼ばれているそうでうす。
また、試合前の興奮を抑えるためや、国連が推進する児童虐待防止キャンペーンなど、様々な意味合いが込められています。
エスコートキッズに選ばれるためには
Jリーグの場合は、公式ホームページやファンクラブで情報を発信していることが多いです。公式ホームページを定期的にチェックすればエスコートキッズになれる可能性は高まります。
「チーム名 エスコートキッズ」で検索すれば過去の募集内容を確認できます。
日本代表のエスコートキッズもJリーグと仕組みは同じで広く募集されています。全国からスポンサーが募集し、抽選で選ばれます。勿論日本代表戦倍率は高くなっています。
JFA(日本サッカー協会)が公式サイトで募集しているので確認してみてください。
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